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「住宅性能のお話②」耐久性に優れた家とは?


こんにちは、R+house日進みよしです。

みなさんは“耐久性に優れた家”って聞くとどういうイメージがありますか。
「地震に強い家?」
「永く住める家?」
「メンテナンスが少ない家?」
家づくりを始めるとよく耳にするフレーズも多いと思います。
そこで今日は、家の寿命を左右する耐久性についてご紹介します。

家を支えている木材は適切な設計・施工・メンテナンスを行うことで、長期間使い続けることができるとても優秀な材料です。そのため、数百年も前から非常に耐久性に優れた建築材料として木造の寺院などでも使われています。
しかし、木材には大敵となるものがあります。
それは「結露」です!

「結露」とは、空気中の気体になった水分が冷たいものに触れて冷やされて液体に戻った状態のことをいいます。窓ガラスに水滴がついているイメージをよくしますが、冷えたガラスの表面に空気中の気体となった水分が触れて冷やされたため、窓ガラスに水滴がつくのです。

これを防ぐには、冬の外が寒い時期に家の中に直接冷たい外気が接する場所をなくすことが重要になります。家の屋根や壁、基礎を断熱材で隙間なく包み、窓を樹脂サッシにし、窓ガラスはペアガラストリプルガラスにしてできるだけ冷たさが直接伝わる場所をなくすことです。それを高断熱といいます。
高断熱の家にすることが結露を少なくする近道ですが、この高断熱こそ最大の落とし穴といえる場合があるのです。家の寿命を左右する柱や梁などの木材が入っているのはほとんどが壁の中や天井の上、床の下です。結露の中で一番恐ろしいのが見えない壁の中で結露する「壁体内結露(へきたいないけつろ)」です。

壁体内結露は壁の中や天井の上、床下などに水分を通しやすい断熱材を使用していると起こることがあります。特に水分を通しやすい断熱材(グラスウール現場発泡ウレタンなど)の多くがしっかり施工するのが難しい場合が多く、壁に隙間なくしかも定められた入れ方を守って断熱材を入れるのが難しく、断熱されていない部分が各所にできます。

断熱されていない部分ができると窓ガラスの話ではないですが、家の外の冷たさが直接伝わる部分ができるということ。すなわち、壁の中の気体になった水分が冷やされて液体に戻り結露するということです。普段壁の中は見えないので結露して水分が乾燥しない状態が長く続きます。そこで水分をよく通す断熱材が入っているとまず断熱材にカビなどが発生して悪くなっていきます。そして壁の中の大事な柱や梁が写真のように腐ってくるのです。

壁の中の木材が知らないうちに腐っていくとお家としては致命的です。耐久性の高い家というのはこのようなことが起こる心配がない家ということになります。

まずは家の「壁(窓)」、「天井の上」、「床の下」に冷たい外気が直接家の中に伝わらないように隙間なく断熱材で包むこと、使用する断熱材も水分を通しにくいもの、そしてだれが施工しても断熱材の能力が変わらないもの(耐水性ウレタンパネルなど)を選ぶことです。
そして屋根の上や床の下も部屋と同じ温度の空間にするよう、「屋根断熱」、「基礎断熱」にすることです。

よって家の耐久性を手に入れるためには「高断熱」という言葉を少し疑って、どのような断熱材でどのように家を包んでいるかを確認する必要があります。

あとは家自体に隙間があっては断熱材の性能が下がるので、できる限り家自体の隙間をなくすこと、すなわち「高気密」の家にすることが重要ですが、この話はまた別の機会にしっかりとお話します。お楽しみに!

耐久性について、断熱についてご質問や「高気密についてブログを待てない!」という方はお気軽にお問合せください。

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記事掲載日:2020年11月12日







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